【小指のシビレ】肘部管症候群を改善する姿勢について
2023/07/28
こんにちは。神戸の元町でストレッチ専門店をしています、神経系ストレッチ バイストKOBEです。前回に引き続き、「肘部管症候群」についてです。
肘部管症候群とは、手首にある神経が圧迫されることで起こる症状の一つです。一般的には、マウスやキーボードを使った長時間のパソコン作業や、スマートフォンの使用が原因とされています。今回は、肘部管症候群を改善するためのストレッチの方法や、姿勢の改善法についてご紹介します。日常生活においても気軽に取り入れられる方法なので、ぜひ試してみてください。
目次
肘部管症候群とは
肘部管症候群とは、肘から手首にかけての神経が圧迫されることによって発生する症状の総称です。具体的には、手の小指側から薬指、中指、人差し指、親指にかけての感覚を司る尺骨神経が圧迫されることが多いです。この症状は、主に肘を長時間曲げたまま作業を行う人や、テニスやゴルフなどスポーツで肘を多用する人に多く見られます。初期症状としては、感覚異常や痛み、しびれなどがあり、進行すると手首や手の動きが制限されることもあります。 そこで、肘部管症候群を予防するためには、筋力トレーニングやストレッチが有効であり、腕や手首の筋肉を強化することで圧迫を軽減することが可能です。また、長時間同じ姿勢で作業を行う場合には、定期的に休憩を取るなどして肘や手首の負担を減らすことが重要です。 肘部管症候群は、放置すると進行して手の動きを制限するほどに深刻な症状に進行することもあるため、早期の対策が必要です。
ストレッチで肘部管症候群を改善する方法
肘部管症候群は、手首から手の指までの神経を圧迫する障害を指します。この症状は、手のしびれや痛み、腕の弱りなどの不快な症状をもたらすことがあります。しかし、ストレッチを行うことでこれらの症状を軽減することが期待できます。 肘部管症候群には、様々なストレッチがあります。そこで一つ紹介します。
1.手のひら側のストレッチ
①右肘関節を曲げた状態で手のひらを上に向け、指先を伸ばします。
②左手で右手を持ち、右手首の手のひら側が伸びるように左手で手前に引っ張ります。
③②の状態を保ったまま、右肘関節を伸ばしていきます。
④30秒間キープし、左手も同様に行いましょう。
ストレッチを行う際は、無理な負荷で行わないように注意しましょう。無理なストレッチは、神経をさらに圧迫する可能性があります。 ストレッチを行うことで、肘部管症候群を改善することができます。
肘部管症候群になりやすい姿勢とは
肘部管症候群は、肘にある神経と血管が圧迫されることで起こる病気です。この病気になりやすい姿勢としては、肘を曲げたまま長時間作業する、手首を過度に反らすなどが挙げられます。また、箸やペンを握る際に指先で力を入れすぎると、肘に負担がかかってしまいます。 そこで、肘部管症候群予防のためには、以下のような姿勢に気をつけることが重要です。まず、デスクワークやパソコン作業をする際は、肘を曲げた状態で長時間作業するのではなく、肘を30度くらい伸ばした状態で作業するように心がけましょう。また、手首を過度に曲げないように、キーボードやマウスの位置を調整することも大切です。さらに、箸やペンを握る際には、指先で力を入れるようにせず、手全体で握るようにしましょう。また、肘周辺の筋肉を柔らかくして負担を軽減するために、ストレッチを行うことも有効です。肘を伸ばした状態で手首を前後に動かす、手のひらを前にして肘を伸ばした状態で手を引っ張るなどのストレッチを取り入れて、日常生活で姿勢に気をつけましょう。
姿勢を改善することで肘部管症候群を予防しよう
姿勢が悪いと、肘部管症候群にかかるリスクが高くなります。姿勢が悪いと、肘部の位置が正しくなく、腕や手の筋肉に過度の負担がかかります。これが続くと、肘部管症候群にかかってしまいます。 そこで、姿勢を改善することで、肘部管症候群を予防することができます。まずは、腰の位置を正しくし、肩甲骨を少し後ろに引き背を高くする意識で歩くように心がけましょう。また、机に向かう時間が長い人は、デスク周りの高さや椅子の高さを調整することで、正しい姿勢を保つことができます。 姿勢がよくなると、肘部の負担が軽くなるため、肘部管症候群のリスクが低くなります。また、ストレッチなどのエクササイズも効果的です。肘を曲げたまま、手の平を合わせ、ゆっくり背中を丸めたり伸ばしたりするストレッチで、肘部の筋肉をほぐしてください。 肘部管症候群は、適切な予防方法をとることで防ぐことができます。姿勢を改善することで、健康な肘を保ちましょう。
日常生活で気をつけるべき肘部管症候群の予防法
肘部管症候群とは、肘の内側から手首にかけて伸びる神経が圧迫されることによって引き起こされる病気です。この病気は、パソコンやスマートフォンを長時間使用することによって、肘を曲げている姿勢が長時間続くことによって引き起こされることが多く見られます。 日常生活で気をつけるべき予防法は、肘を曲げた状態を長時間続けないことが重要です。パソコンやスマートフォンを使用する際には、姿勢を正すように意識し、30分から1時間ごとに休憩をとることが大切です。 今回お伝えしたストレッチや生活の注意点などを意識し、肘部管症候群を予防しましょう。