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【自律神経の調整】効果的な腹式呼吸と胸式呼吸の使い分けとは?

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【自律神経の調整】効果的な腹式呼吸と胸式呼吸の使い分けとは?

【自律神経の調整】効果的な腹式呼吸と胸式呼吸の使い分けとは?

2023/10/28

こんにちは。神戸の元町でストレッチ専門店をしています、神経系ストレッチ バイスト KOBEです。前回に引き続き、「呼吸と自律神経」についてです。

自律神経の調整には、正しい呼吸法が重要です。腹式呼吸と胸式呼吸の両方を使い分けることで、より効果的な自律神経の調整が可能となります。しかし、どちらの呼吸法を使うべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、効果的な腹式呼吸と胸式呼吸の使い分け方を解説します。自律神経のバランスを整えるために、ぜひ正しい呼吸法を身につけてみましょう。

目次

    自律神経の働きとは

    自律神経は、交感神経と副交感神経から成り、それぞれ身体の異なる機能を担当しています。腹式呼吸は、副交感神経が優位になり、心拍数が低下し、血圧が下がるため、リラックス効果が高くなります。また、消化器官の働きが活発になり、体内のエネルギーを補充する役割を担っています。一方、胸式呼吸は交感神経が優位になるため、心拍数や呼吸数が増加し、精神的・肉体的な興奮状態にし、運動をするために必要な準備をしてくれます。普段からストレスが溜まりやすい方や緊張しやすい方は、交感神経が過剰に刺激され、副交感神経が働きにくくなるため、腹式呼吸を意識的に取り入れることで、自律神経のバランスを整え、リラックス効果を高めることが大切です。

    腹式呼吸と胸式呼吸の違いとは

    腹式呼吸と胸式呼吸は、呼吸の仕方の違いです。腹式呼吸とは、お腹を膨らませることで、横隔膜を動かし呼吸します。ゆっくりと呼吸することであり、呼吸を深くし、体に十分な酸素を送り込みます。一方で、胸式呼吸は、胸を膨らませることで、肋間筋を動か呼吸する方法です。胸式呼吸が苦手な人は、肋間筋が動かず肩や首周辺の筋肉が働き呼吸をするため肩こりの原因となります。腹式呼吸は、リラックス状態になるためにも使われることがあります。心身の緊張度を下げ、ストレスを解消する効果があるとされています。腹式呼吸を行うことによって、吐き出す息を無意識的に長くすることができ、高血圧や自律神経失調症などの改善にも役立ちます。

    腹式呼吸の効果的なやり方とは

    腹式呼吸は呼吸法の一つで、深く息を吸い込み、お腹を膨らませることで、胸部よりも下の部分にある腹部と、その周辺の筋肉を活用する呼吸法です。胸式呼吸と比べ、より効果的に呼吸ができるとされています。 腹式呼吸の効果的なやり方としては、まず鼻からゆっくりと息を吸い込み、お腹を膨らませます。その後、口からゆっくりと息を吐きながらお腹を引っ込めます。息を吐ききったら、再び鼻からゆっくりと息を吸い込みましょう。 この時に注意する点は、胸が上がってしまうことを避けることです。お腹に力を入れて意識的に膨らませることで、胸部よりも下の部分にある腹部を刺激し、呼吸を意識的にコントロールできるようになります。 腹式呼吸を継続的に行うことで、体内の酸素が増え、リラックス効果があることが知られています。また、呼吸によってリラックスした状態を維持することで、ストレスや緊張の解消にもつながります。そのため、瞑想やヨガ、ストレス発散など、穏やかな環境や心の安定が求められる場面で重視されます。ぜひ、腹式呼吸を習慣化して、より健康的な生活を送りましょう。

    胸式呼吸を使う場面とは

    胸式呼吸は、鼻から空気を吸い込んで、肋骨を広げ肺に空気を送って呼吸する方法です。腹式呼吸に対して胸式呼吸は、急いでいる時や緊張している時など、炊事や掃除などの家事動作や、運動などの軽作業を行っている時に使用されます。 特に、ショートレンジアクションスポーツやスプリント競技などでは、筋肉に必要な酸素供給を確保するために、胸に力を入れて効果的に呼吸する必要があります。 一方、腹式呼吸は、リラックスや深い呼吸を必要とする胸式呼吸と腹式呼吸を使い分けることで、様々な環境や状況に対応できる呼吸法を身につけることが大切です。

    自律神経を整えるために両方の呼吸法を使い分けよう

    自律神経を整えるためには、呼吸法が大切です。腹式呼吸は、腹部を意識し横隔膜を動かしてゆっくりと吸気する呼吸法で、副交感神経を優位にし、リラックス効果があります。一方、胸式呼吸は、胸部を意識し肋間筋を動かして吸気する呼吸法で、交感神経を優位にし、リフレッシュ効果があります。 どちらの呼吸法も効果的ですが、使い分けることで更に効果を高めることができます。例えば、朝起きた時やストレスがある時は、腹式呼吸を行って副交感神経を優位にしてリラックス効果を高めましょう。一方、午後からの仕事やスポーツ前など、エネルギーを高めたい時は、胸式呼吸を行って交感神経を優位にしてリフレッシュ効果を高めることができます。 また、今すぐに使える、両方の呼吸法を同時に行うこともできます。吸気の際は胸式呼吸、吐気の際は腹式呼吸を行うことで、呼吸のリズムを整え、リラックス効果とリフレッシュ効果を同時に得ることができます。 自律神経を整えるためには、呼吸法を使い分けながら、自分に合った方法を見つけることが大切です。日常生活で、積極的に呼吸法を取り入れ、心身ともに健康でバランスの取れた生活を送りましょう。

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